会社の定款は必要!

会社の定款とは何か?

法人口座を開設しようとすると、金融機関から会社の定款の提出を求められる場合が少なくありません。この定款というのは、株主総会や取締役会といった会社の各機関の役割について定めるとともに、本店の所在地や計算書類などの公告の方法を規定する書類のことで、いわば会社にとっての憲法とも言えるものです。会社を設立する場合には、会社法の定めに基づいて、定款を作成しなければならないとされていますので、あらゆる会社には定款が存在しているはずです。日常の業務をこなすうえであまり必要になるケースはありませんが、金融機関から求められた場合に、どこにあるか分からないということのないよう、最新版はしっかりと管理するようにしましょう。

なぜ定款を提出しなければならないのか?

次に、口座開設時になぜ定款の提出を求められるかですが、端的に言うと、正式な手続きに則って設立された会社であり、代表者として届けられている人物が本当に会社を代表する権限を有しているという点を確認するためです。金融機関は、法令において開設された口座がマネーロンダリングに使われないよう厳格な管理を行うことが義務付けられているため、口座開設を申請してきた法人が架空の存在ではないという点について、しっかりとチェックする必要があります。定款を見れば、誰が代表権限を有しているのかが分かりますので、その確認のためにも定款のチェックが欠かせないのです。定款の提出を拒むと、口座開設が認められない可能性がありますので、要求されたら素直に応じる方が良いでしょう。